公立大学法人神戸市看護大学との協定締結の調印式を行いました。
2022年4月15日(金)、当社は公立大学法人神戸市看護大学(兵庫県神戸市、理事長:北 徹、以下「神戸市看護大学」)と相互に協力し医療の発展に寄与するため、連携に関する協定書締結の調印式を神戸市看護大学のキャンパス内にて行いました。
調印式では、本協定が締結されることとなった経緯の説明、双方の代表による協定書署名、挨拶、記念撮影が行われました。
この協定では、以下の事項について連携し協力するものとしました。
- 双方が合意した研究テーマを共同で推進すること
- 教育及び人材育成に関すること
- 遠隔ICU及びクリティカルケア看護の発展に関する事項
- 双方が所有する知的資源、人的資源の活用に関する事項
- その他双方が必要と認める事項
また調印式終了後には、当社の看護師と南学長はじめご出席いただいた先生方とで、看護師のさらなる活躍の場を醸成していくためには、現在対面している課題は何か、民間企業として何ができるのか等の意見交換もいたしました。
T-ICU代表取締役社長 / 医師 中西 智之 のコメント
この度、公立大学法人 神戸市看護大学と株式会社T-ICUの連携に関する協定書の調印式を滞りなく終えることができ、非常に嬉しくまた光栄に思っております。当社は、ICU・集中治療室の遠隔医療である、「遠隔ICU」を提供している会社で、我々のミッションは「世界中の人々に、最高の医療を」です。
広い世界に最高の医療を届けるためには、最先端のテクノロジーは大変有効です。新型コロナウイルス感染症の拡大によりWeb会議やオンラインセミナーなど非対面・オンラインでできることが沢山あると気付きました。その一方で、リアルの、対面でのコミュニケーションとの違いも認識することとなり、改めてコミュニケーションの重要性やそのあり方が見直されています。当社はテクノロジーの力で広く医療を届けますが、その根幹の「医療」の部分は、「人」の力が重要であると思っております。そのため、確かな知識、技術、高いコミュニケーション能力を身につけることが重要と考えており、教育や人材育成に力を入れております。
どのプロジェクトにおいても、協力してくださっている看護師の方々の「人」としての基礎となる能力が根本にあるからこそ、それぞれが有意義なプロジェクトになっていると考えており、その部分で、神戸市看護大学には多大なるお力添えをいただき、素晴らしい成果として現れています。
今後も変化し続ける世界において、我々は常に 時代に即した医療を提供し続けます。そして、神戸市看護大学との、今後より一層の協力関係をお願い申し上げる次第です。(*調印式での挨拶より一部編集・抜粋)