看護師特定行為研修 第6期生集合研修レポート ~塚原特定看護師より
「時間や場所にとらわれないオンライン受講」、「経験豊富な講師陣によるサポート」、「全国各地の仲間とのつながり」が特徴のVitaars看護師特定行為研修(以下、「特定行為研修」)。9月には、2024年4月開講の第6期受講生による集合研修が実施されました。集合研修は、受講生同士が直接顔を合わせて共に学ぶ数少ない機会であり、受講後も続く仲間との関係づくりの土台にもなります。
今回は、クリティカルケア認定看護師・特定看護師の塚原大輔が、研修指導者の立場からレポートします。
Vitaarsの特定行為研修6期生は6ヶ月間の共通科目、区分別科目の学習を終え、臨時実習にむけての最終段階として4日間の集合研修を神戸三宮のVitaars本社で行いました。
対面での指導を通して、研修生の皆さんが課題に熱心に取り組み、成長を実感している姿を間近で見守ることは、指導者として大きな喜びです。
集合研修では、研修で得た知識を活用し、実践的なスキル(フィジカルアセスメントや臨床推論、医療安全など)の習得を目指していきます。
また、OSCEが必要な侵襲的行為については評価者立ち合いのもと、実践形式での評価を行いました。神戸三宮での集合研修では、研修生同士が初めて対面で会いますが、受講生はすぐに打ち解けて研修を盛り上げてくれます。指導者も研修生の期待に答えられるように、単に知識を伝えるだけでなく、研修生一人ひとりのレベルに合わせた指導を心がけています。
特定行為研修は、研修生にとって、知識・技術・態度を統合し、臨床実践能力を磨くための貴重な機会です。指導者として、研修生の皆さんが、将来、医療現場で活躍できるよう、全力でサポートしています。
Vitaarsでは、特定行為研修終了後のフォローアップ研修も開催しています。研修生は全国から集まります。これまでに、北海道や九州地方からの受講者もいました。
クリティカルケア認定看護師、特定看護師 塚原大輔
研修最後恒例の、集中治療科専門医でもあるVitaarsの中西社長や多様な経歴を持つスタッフとの座談会