第4回 特定行為研修フォローアップ研修会を行いました
Vitaarsでは、当社の看護師特定行為研修の修了生を対象としたフォローアップ研修会を定期的に実施しております。
修了後に学んだ事が各自の職場で活用できているかどうか、また活用する上での疑問や悩みなど、皆さんで報告・共有しあう場となっています。
京都桂病院の寺坂先生にもご参加頂き、医師目線でのご意見やアドバイスも、直接聞くことができる貴重な機会となっています。
参加は任意、数ヶ月に1回のペースで、平日の夜に1時間ほどオンラインで行っています。
4回目となる今回は、12月初旬に実施し12名の修了生が参加してくれました。
<当日のプログラム>
・ 特定行為研修に関する最新情報(Vitaars看護師 塚原)
・ 「寺坂先生に聞いてみよう!」(京都桂病院 寺坂先生)
まず当社の研修担当である塚原から、当社が実施している特定行為研修各期の修了状況の報告と、「医師の働き方改革」の開始を数ヶ月後の2024年4月(予定)に控え、改めて特定行為看護師によるタスクシフト/シェアの重要性について説明がありました。
そして今回の「寺坂先生に聞いてみよう!」は、年末スペシャルとして、いつもより長めに時間をとり「医師との協働」をテーマに皆さんとディスカッションしました。
事前に実施したアンケート結果のご紹介を皮切りに、ご出席頂いた方々からもご自身の体験からくる課題や疑問をご共有頂き、寺坂先生からご意見やアドバイスを頂きました。
こちらに、そのアンケート回答を一部抜粋・編集したものをご紹介します。
Q:医師との協働について課題がありますか?
・ あり(61.1%)
・ なし(39.9%)
Q:「あり」と答えた方へ。どのような課題がありますか?
・ 多忙なため相談しにくい
・ 特定行為看護師がどの範囲まで行為を行っていいのか、周りが明確に把握できておらず、任せてもらえない時がある
など
Q:医師との協働で、普段から心掛けていることがあれば教えてください。
・ 普段から会話を増やし、医師の考えや意図を理解するようにしている。
・ 医師会やカンファレンスに参加している。
・ タイミングを図りながらこまめに報告する
など
今回は、これまでのフォローアップ研修会の中でも特に多くの方にご発言を頂き、皆さんが共感できる体験や共通の課題をお持ちであることがうかがえました。
また医師との連携に留まらず、他の職種の方との協働についても話が及ぶなど、大変盛り上がりを見せた「寺坂先生に聞いてみよう!」は、あっという間に終了時間となりました。
やはり皆さん同じような体験や課題をお持ちのため、今回は特に多くの方にご発言頂きました。
また医師だけに留まらず、他の職種の方との協働についても話が及ぶなど、大変盛り上がりを見せたディスカッションは、あっという間に終了時間となりました。
どの課題についても、なかなかすぐに解決できるものではありませんが、やはり何事においてもコミュニケーションを取ることは大切な事であると、改めて感じました。
今年のフォローアップ研修会はこれが最後となり、来年も引き続き実施予定としております。
また、2024年4月/7月開講の「Vitaars看護師特定行為研修」は、現在出願受付中(2023年12月25日現在)となっております。
オンライン説明会も実施しておりますので、ご検討中の方は、ぜひお問い合わせください。
詳細はこちらをご確認ください:https://vitaars.co.jp/news/hcworkers-31
それでは皆様、良いお年をお迎えください。