株式会社T-ICU 代表取締役社長/医師中西が、第27回日本災害医学会総会・学術集会にて登壇しました
遠隔ICUサポートサービスを展開する株式会社T-ICU(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長/医師:中西 智之、以下「当社」)は、当社代表取締役社長/医師 中西が第27回日本災害医学会総会・学術集会にて登壇し、遠隔ICUをテーマに講演致しました事をお知らせします。
去る3月4日(金)、第27回日本災害医学会総会・学術集会でのSwift Xi株式会社様との共催ランチョンセミナーにおいて当社代表取締役社長/医師 中西が登壇し、「遠隔ICUが切り拓く! 災害医療の未来」と題して災害医療における遠隔ICUの可能性について講演致しました。
【日本災害医学会とは】
日本災害医学会は、災害時の医療に携わる医師、看護師、救急隊員ほか各職種の個人や研究者、災害医療や防災業務に携わる組織などが参加する学会であり、1995年、阪神・淡路大震災での教訓を契機として発足して以来、一貫して地震・風水害などの自然災害およびテロを含める人為災害への医療対応について、研究・情報発信を進めている学会です。今回の第27回日本災害医学会総会・学術集会は2022年3月3日(木)~5日(土)の3日間、広島国際会議場をメイン会場とし、感染症を含め南海トラフ地震や首都直下地震も予測される「災害列島」日本での生活に対応していくため、何をどう攻めるのか、何をどう守っていくのか、さらに何をどう育てていくのか、将来に向けて新たな視点で探求していくことを目的に、そのテーマを「災害医療のパラダイムシフトー何を攻め・守り・育てるのかー」と掲げ、開催されました。
【ランチョンセミナー概要】
講演会名:第27回日本災害医学会共催ランチョンセミナー5
日時:2022年3月4日(金)12:30〜13:20
演題:ドローン×遠隔診療 ~最先端技術で命をまもる~
座長:別府 賢先生(京都医療センター 救命集中治療科長、救命救急センター副センター長)
演者:バルア・ニック(Swift Xi 株式会社 COO)
演者:井上 明則(Swift Xi 顧問、元海上自衛隊哨戒ヘリコプターパイロット・教官)
演者:中西 智之(株式会社T-ICU代表取締役社長、集中治療専門医、救急科専門医、麻酔科専門医、日本DMAT隊員)
共催:Swift Xi 株式会社/株式会社T-ICU
当日はハイブリッド形式で行われ、会場に用意された60席は全て埋まり、webも合わせて多くの方にご視聴頂きました。ドローンと遠隔ICU技術というテクノロジーの力を使って、安全に効果的に災害にあった方々を救うことはもちろん、救助する側の安全も確保し二次災害を防ぐことができます。これが実用化され活躍するのはまだ少し先になりますが、テクノロジーの力を掛け合わせて可能になる安心・安全な世界が、まだまだある事をご紹介できたと思っております。
【提供サービスについて】
遠隔相談システム「リリーヴ」
全国的に専門家が不足する重症患者診療の現場を、集中治療医・集中ケア認定看護師で構成されたメディカルチームが24時間365日サポート。命に関わる重症患者診療を担う医療スタッフの不安に寄り添い、呼吸・循環管理、鎮静・鎮痛、感染症治療などの全身管理を最新の知見と豊富な経験で支援する遠隔相談システムです。
遠隔モニタリングシステム「クロスバイ」
ベッドサイドに配置した高性能カメラにより、これまでにない患者観察が可能に。患者の表情や顔色、呼吸様式の観察までもが可能となり、人工呼吸器を含む各種医療機器と接続することで、多面的な患者情報を院内の離れた場所へ届けることが可能な遠隔モニタリングシステムです。COVID-19患者受け入れ病院での医療の提供と医療従事者への感染防止策としても、導入頂いております。
【株式会社T-ICU】
事業内容:集中治療支援・医療情報提供サービス・医療コンサルティング等
代表取締役社長/医師:中西 智之
所在地:〒651-0085 兵庫県神戸市中央区八幡通3丁目2-5 IN東洋ビル605
URL: https://www.t-icu.co.jp/
代表経歴:
2001年 京都府立医科大学 医学部 卒業
2003年 熊本赤十字病院 心臓血管外科
2007年 大和市立病院 麻酔科
2009年 武蔵野赤十字病院 救急救命センター
2013年 守口生野記念病院 救急科
2019年 聖マリアンナ医科大学 非常勤講師(救急医学)
2019年 東京女子医科大学 非常勤講師
2021年 東京医科歯科大学 客員准教授
2021年 Marine city medical college&Hospital 国際客員准教授
集中治療専門医・救急科専門医・麻酔科専門医 等