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特定行為研修レポート

第3回 特定行為研修フォローアップ研修会を行いました

9月に3回目となる特定行為フォローアップ研修会を実施しました。

Vitaarsでは、当社の看護師特定行為研修の修了生を対象としたフォローアップ研修会を定期的に実施しており、修了後に学んだ事が各自の職場で活用できているかどうか、また活用する上での疑問や悩みなど、皆さんで報告・共有しあう場となっています。

京都桂病院の寺坂先生にもご参加頂き、医師目線でのご意見やアドバイスも、直接聞くことができる貴重な機会となっています。
参加は任意、数ヶ月に1回のペースで、平日の夜に1時間ほどオンラインで行っています。
9月の研修には12名の修了生が参加してくれました。

<当日のプログラム>
・ 事例紹介(修了生Oさん)
・ ディスカッション(全員で紹介された事例に対して「医学的視点での問題点は何か?」、「看護的視点でできることは何か?」を考えました)
・ 「看護師と看護師特定行為の役割」について(Vitaars看護師 上川)
・ 「寺坂先生に聞いてみよう!」(京都桂病院 寺坂先生)

事例紹介をしてくれた修了生Oさんは、Viattars特定行為研修の第1期修了生で、フォローアップ研修での事例紹介をしてくれる修了生を募集した際に、いち早く手を挙げてくださいました!

ディスカッションでは、時間的な制限のため、全員の声を拾うことは出来ませんでしたが、話をしていく中で、皆さんが医療に関して興味を持っている事や、臨床実践で活かすために学びたい事にまで話が発展するなど実り多い対話となりました。

次に当社の看護師上川から、自身が認定と専門看護師として医療に従事してきた中で、”看護とは何か?”と葛藤した経験を踏まえ「看護師と看護師特定行為の役割」についてお話させて頂きました。

そして、プログラム最後の「寺坂先生に聞いてみよう!」では、皆さんが日頃臨床で感じている疑問や困っている事などを寺坂先生に質問しました。
「特定行為研修を受けた看護師ならではの仕事とは?」や、「医師とのコミュニケーションをどのようにとれば、意見の相違を埋められるか?」などの質問があり、修了生の皆さん同士、環境は違えどそれぞれの疑問や悩みに対し共感を持って聞いてらっしゃるようでした。
今回に限った話ではないのですが、皆さん率直に先生に意見を求められ、また寺坂先生もそれに喜んで答えられる姿が毎回とても印象的です。

寺坂先生より、「事例や相談を共有することによって”こうすれば良いのではないか?”と異なる視点での意見を得られたり、”みんな同じ事で悩んでいるんだ”と知ることで勇気を得たりすることで、この研修を受けて良かったと思えるのではないでしょうか」とコメント頂き、研修会を閉会しました。

当社では、研修中だけでなく、修了後も看護師の皆さんを様々な形でサポートできる研修機関であり続けたいと思っております。

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